愚直な巣作り
Paradox of ant's sweethome (sugar nest)
via: Deeplog 「砂糖で巣を作るアリたち」
ビンの中でのアリの巣の観察。
ただ、普通と違うのは...
ビンの中に詰められたものが
「砂」ではなく「砂糖」であること。
アリたちは、懸命に愚直にトンネルを掘って
次々に巣の外へ「砂糖」を運び出している。
それと平行して、
アリたちは、懸命に愚直に食料を確保するため
次々に巣の中へ「砂糖」を運び入れている。
コレって どうなんやろ?
既成概念に縛らたルーチンワークによる思考停止と見るか?
一見不合理だが実は全体最適のための合理的なルールと見るか?
特殊環境の風になびかず、基本に忠実な行動だと見るか?
いろいろな考え方ができると思う。
とっても興味深い実験なのだけど、
その結果であるアリの生態そのものよりも
この様子を見て感じることの方に
より関心が向いてしまうのは
きっと!自分だけではないと思う。
こういう実験をしてみようと思ったことには
既に、人間の「観方」という前提や想定があって
ある意味、それを証明するための実験なのかも知れない。
ただ言えることは、
当のアリたちにとっては
「そんなの関係ねー!」 ということか。
●1年前の今日:信じるということ