読者の権利10カ条
「わが子を読書好きにしたい」という親の願いの裏側には、「見返りを求める読書」が隠れている。この、見返りを求める読書こそが、本を読む喜びを失わせているという。読書の幸福を伝えるために、読者は次の10カ条の権利があるという。
- 読まない権利
- 飛ばし読みする権利
- 最期まで読まない権利
- 読み返す権利
- 手当たりしだいに何でも読む権利
- ボヴァリズムの権利(小説と現実を混同する権利)
- どこで読んでもいい権利
- あちこち拾い読みする権利
- 声を出して読む権利
- 黙っている権利
「読む」ためには「読まない」選択肢が必要なんだ。「本を読む本」の真逆を追求する、「見返りを求めない読書」のおかげで、ほんとうの喜びを味わえる。この10カ条で「本を読む本」を照らすと、もっと立体的な読書をすることができるだろう。つまり、目的に適ったスタイルを保ちつつ、楽しんで読めるのだ。
「読む」を「学ぶ」に変えてみても
そのまま通じる10カ条になる。
効果・効率で測る成果の見返り以外に
とっても大事で心を揺さぶるものが確かにある。
そこまで気がついて、 ふと思った。。。
「読む」を「働く」に変えてみても
そのまま通じる10カ条になる。
「働かない」選択肢や、
「見返りを求めない労働」は、
目的に適ったスタイルを保ちつつ、
楽しんで働ける可能性を秘めている。
このことには、
「職業」と「シゴト」の違いを
明確にさせる1つの解答が含まれている。
…などと、
思ったり... 思わなかったり... (^^ゞ
●1年前の今日:秋の大収穫