読者の権利10カ条

「わが子を読書好きにしたい」という親の願いの裏側には、「見返りを求める読書」が隠れている。この、見返りを求める読書こそが、本を読む喜びを失わせているという。読書の幸福を伝えるために、読者は次の10カ条の権利があるという。

  1. 読まない権利
  2. 飛ばし読みする権利
  3. 最期まで読まない権利
  4. 読み返す権利
  5. 手当たりしだいに何でも読む権利
  6. ボヴァリズムの権利(小説と現実を混同する権利)
  7. どこで読んでもいい権利
  8. あちこち拾い読みする権利
  9. 声を出して読む権利
  10. 黙っている権利

「読む」ためには「読まない」選択肢が必要なんだ。「本を読む本」の真逆を追求する、「見返りを求めない読書」のおかげで、ほんとうの喜びを味わえる。この10カ条で「本を読む本」を照らすと、もっと立体的な読書をすることができるだろう。つまり、目的に適ったスタイルを保ちつつ、楽しんで読めるのだ。

via: 上から目線の「本を読む本」を10倍楽しく読む方法:
わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる

 
「読む」を「学ぶ」に変えてみても
そのまま通じる10カ条になる。

効果・効率で測る成果の見返り以外に
とっても大事で心を揺さぶるものが確かにある。

 
そこまで気がついて、 ふと思った。。。

 
「読む」を「働く」に変えてみても
そのまま通じる10カ条になる。

「働かない」選択肢や、
「見返りを求めない労働」は、
目的に適ったスタイルを保ちつつ、
楽しんで働ける可能性を秘めている。

このことには、
「職業」と「シゴト」の違いを
明確にさせる1つの解答が含まれている。

 
…などと、
思ったり... 思わなかったり... (^^ゞ

 
本を読む本 (講談社学術文庫)
本を読む本 (講談社学術文庫)

 
ペナック先生の愉快な読書法―読者の権利10ヶ条
ペナック先生の愉快な読書法
読者の権利10ヶ条

 

●1年前の今日:秋の大収穫

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