来た道 行く道 二人旅

子ども叱るな 来た道だもの
年寄り笑うな 行く道だもの
来た道 行く道 二人旅
これから通る今日の道
通りなおしのできぬ道

(浄土真宗 妙好人)

 
容姿や性格、立居振舞いや考え方は
両親から受継いだものが多いと言われているし
実際、そうだと実感することも少なくない。

ということは...
育児をしている自分たちは、
子どもの頃の自分を育てている
という側面があるんじゃないだろうか?

そして...
なかなか言うことをきかなくて苛立ちを感じる時、
目に入れても痛くないほど可愛いと思う時、
子どもに対して感じる そういうキモチは、
自分の両親も同様に抱いていたということか?

この子たちがいてくれるおかげで
本当に幸せを実感することができる...
今、そう感じていることを
自分たちの両親も感じていたということか?

そう考えると...
親に対する見方や思いは随分と変わってくる。

長く引きずっている意地やわだかまりは影を潜め、
感謝とともに、反省と後悔がこみ上げてくる。

「ありがとう」と「ごめんなさい」が
頭の中で ただ ひたすら 繰り返される。

でも、それと同時に...
いろいろ迷惑や心配をかけたことや
期待に応えられなかったことへの情けなさは薄れ、
意外に自分も役にたつ存在だったのかも知れないと
認めることができるようになれる気もする。

育児というのは
次の世代を育成する作業であるだけでなく、
自分の来た道を振り返る作業にもなっている。

また...
親がその両親に向けた態度や行動とは
いずれ自分が体験するであろうものを
予め見せてもらっている意味があるのだとしたら、

これから先の生き方を
確認したり見直したりするための
とても大切な機会を与えられているということ。

親の立場としては、
育児以外の生活や、育児後の生き方も
少なからず子どもに影響を与えているということ。

いくつになっても親は親
いくつになっても子どもは子ども

その意識があろうがなかろうが
いくつになっても 育て、育てられている。

 
何だか解ったような解らないような
ちょっと曖昧なところもあるのだけれど...

この連鎖を遮るような暮らしは
できる限り避けたほうが良い ということは
ハッキリと言い切れる。

核家族化が一般化してしまった今となっては、
三世代が共有できる時間や空間は少ないが、
せめて、育児や老後の世話などを通じて
家族の意義や自分の役割を再認識しながら
今、此処、一瞬一瞬を大切にしていきたいもの。

 
・・・などと、
思ったり...思わなかったり...

では、お気楽に...(^^)/~~~

 
来た道 行く道 二人旅
via: 鈴木さん家の4コマ漫画

 

●1年前の今日:再会

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家族因縁教育感謝役割一期一会

Admin

Comments 2

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MAMAGON  

子供達を見ていて、
『似ているなぁ…』と思う瞬間があります。

ばばが、のんびりハルの世話を焼いている姿を見ていると、
ばばが母になり(若返り)、ハルが私に見えて来て…
『はぁ。仕方が無いかぁ…。ガミガミ言っても無理だよなぁ…。』
と、気づきます。

でも、やっぱり毎日ガミガミと言っていますが。

MAMAGON

2011/05/04 (Wed) 08:24 | EDIT | REPLY |   
どくとる☆はにわ  
MAMAGON さん...

★毎度おかげさまです。

そうですね~
なんだか繰り返してしまうんですよね~

子どもに注意していることって、
自分も充分できてなかったことだったり、
実は、自分に言い聞かせていたりすることが
よくあるような気がします。

やっぱり 鏡のような存在なんですね。

では、お気楽に...(^^)/~~~

2011/05/06 (Fri) 17:14 | EDIT | REPLY |   

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