無限の可能性を秘めた「場」の底力

人が大事、人が基本、人が仕事をする、人に投資しろ。
そこらへんまでは、理解してる人も多いと思うんです。
でも、その「人」の価値を大事にするためには、
「場」というものが、とても必要なんですよね。
そしてその「場」ってものは、自然にはできないし、
しっかり守らないと無くなっちゃうこともあるんだなぁ。

via: ほぼ日刊イトイ新聞「今日のダーリン」2011/12/30

どこにでもありそうで ないのが「場」。

この場合の「場」とは、
もちろん単なるスペースのことじゃなくて
「人と人とが関係しているところ」
…みたいな意味なんじゃないかと思う。

いや、それは
「ところ」と書いたけれども
別に場所なんかなくたっていいわけで
まさに「人間関係」そのもののことかも知れない。

「人間」というコトバは
「人」の「間」と書くところから
個体の「人」ということよりも
「人間関係」を意味しているとも言われる。

そういうことからすると、
「場」がない…ということは
「人間関係」がない…、「人間」がない…
ということだと考えることもできるわけで、
そりゃ~上手くいきっこないわなぁ と
改めて しみじみと感じざるを得ない。

インターネットの功罪は様々あれど、
最大の功績は、新しい「場」を提供したことだと思う。

ネットの普及によって
新たな「人間関係」が構築されたり
消えかかっていた「人間関係」が回復したり
既になくなっていた「人間関係」が復元したりした。

孤独を感じていた人に 居場所を見出させ
場数の不足に悩んでいた人に 他者のストロークを与え
既存の「場」を遥かに超えた手軽さと身近さを備えている。

「場」の提供は、全体の利益を最大化する。

全他利益を最大化しようとすると
個人の犠牲が伴うことが少なくない。

けれども、良い「場」が生み出すエネルギーは
個人の埋没や個人の犠牲を伴うことはなく、
むしろ、1人1人が活かされて、活かし合って
そのことによって全体が活性化している。

このように素晴らしいエネルギーを生み出す
良い「場」を提供しているのは
もちろん、インターネットだけではない。

人が大事、人が基本、人が仕事をする、人に投資しろ
そういう意識を持ち、それを具体的に実践している人たちは
いつも「場」を創り、維持することに余念がない。

どんなシゴト、どんな環境、どんな場面でも
良い「場」の存在によって「人」が活かされている。

一部の既得権益や全体最適だけを優先することなく
1人1人の「人」を大切にして
1人1人の「人」が活かされ、活かし合うための「場」。

右肩上がりの成長社会の時代が終焉し
少しずつ小さくなりながら成熟していくこれからの時代、
限界に達した経済的、物理的な価値に代わって、
このような「人間関係」や「場」というものこそが
無限に成長していく可能性をのある価値なのではないか。

「1人は全体のために、全体は1人のために」
このコトバの真意が発揮されるのは、今からかも知れない。

・・・などと、
思ったり...思わなかったり...

では、お気楽に...(^^)/~~~

 

●1年前の今日:コレは覚えておきたいっ!

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成長和の心個人仲間コミュニケーション

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Comments 2

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ちょうじゅや  
御礼

今年も1年ありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いします。
それでは良いお年を(^o^)
ちょうじゅや

2011/12/31 (Sat) 16:35 | EDIT | REPLY |   
どくとる☆はにわ  
ちょうじゅや さん...

★毎度おかげさまです。
こちらこそ いつも ありがとうございます。
来年以降も末永く どうぞ よろしく お願いします。
では、お気楽に...(^^)/~~~

2011/12/31 (Sat) 16:56 | EDIT | REPLY |   

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