おたがいさま おかげさま

生きているということは誰かに借りをつくること。生きてゆくということはその借りを返してゆくこと。

生きているということは
誰かに借りをつくること。

生きてゆくということは
その借りを返してゆくこと。

阪神淡路大震災を機に
自然災害の被災障害者を支援しつづけている団体
ゆめ風基金」の呼びかけ人・永六輔さんのコトバです。

子どもの頃から
「人に迷惑をかけてはいけません」
と教えられて育ってきました。

自分のことばかり考えて
他人に迷惑をかけることを厭わずに
どんな成果をあげても価値はない…
そう信じて生きています。

そして、
自分の娘たちにも そう教えています。

こうしてボクたちが受継いできた美徳を
後世まで伝えることができればと思っています。

ただ、
この「人に迷惑をかけてはいけません」には
少し注意が必要だと感じています。

どういうことかというと、
「人に迷惑をかけなければ何をしてもいい」
「人に迷惑をかけていないから偉い」
…などという意味ではないことを
十二分に理解しておかなくてはならいと思うのです。

なぜなら、
まったく人に迷惑をかけていない人など
一人もいるはずはない
 からです。

少し言い方を変えて説明するならば、
人に迷惑をかけずに暮らしている人でも
必ず誰かのおかげで生かされている

ということを忘れてはならないということです。

約束を破ったり、人に危害を加えたり、
意地悪をして邪魔をしたりするというような
人に迷惑をかける行為をしていない人も
家族や地域や所属する組織や国家社会において
必ず少なからぬ誰かの助けを借りることによって
この世に産まれ、生かされていることは
説明するまでもない現実ではないかと思います。

自分は人に迷惑をかけていないと思っていても、
案外、本人の気がつかないうちに
誰かに迷惑をかけているかもしれません。

本当に人に迷惑をかけていなかったとしても、
それでもなお、お世話になっている人はいるものです。

このことは、
別の視点で捉えてみると、
自分も誰かの世話になって生かされているのだから
他人が世話をかけていることも認め合って、
自分も誰かのためになる役目を担いたいものだ、
という言い方ができるかもしれません。

自分にできることはやる。
自分ができないことは委ねる。

互いに依存し、もたれ合うのではなく…
弱者救済というような上から目線の施しでもなく…
豊かさ故の余裕からでてくるものでもなく…

おたがいさま

おかげさま

この感謝と共存共栄の精神があってこそ
「人に迷惑をかけてはいけません」が
本当の意味で活きてくるのだと思うのです。

子どもはもちろん、大人になってからも、
手習中はもちろん、指導する立場になってからも、
何もできなかったとしても、何ができたとしても
能力が高くても、真面目で誠実でも、人徳があっても、

やっばり おたがいさま
やっぱり おかげさま  だと思うのです。

困った時は おたがいさまです。

おかげさまで 生かされていますから。

人に迷惑はかけちゃいけませんが
お互いに できること、出せる力を出し合って
お互いに ありがたく いただくということは
迷惑をかけたり、かけられたりということとは
ぜ~んぜん!関係ないことなんですから。

・・・などと、
思ったり...思わなかったり...

では、お気楽に...(^^)/~~~

●関連記事:認め合い 信じ合い 分かち合う

 

●4年前の今日:あちゃ~

web拍手

感謝家族仲間共存許す信頼役割

Admin

Comments 0

There are no comments yet.

Leave a reply