大切な人
人生に大切なことは意外と少ない。大切な人も意外と少ない。20人くらいを大切にすればいい気がする。ボクはその20人のために生きていく。
via: www.さとなお.com(さなメモ)
そうそう。 そうなんです。
7~8年前くらいから
そんな風に感じていたと思います。
何百人も何千人もの人たちに
大切にされている人はいるのかもしれませんが
たいていは そうでもないような気がします。
それに、大切な人に対しては
こちらからも大切にしなきゃならない…
というか、大切にしたいと思うのが人情ですし
大切にしたい人のことを大切な人というのでしょうけれど、
実際のところ、何千人もの人を大切にはできません。
で、やっぱり!
自分の目に届く範囲の人っていうのが
自分にとっても本当に大切な人なんだな…と。
まずは、その本当の大切な人を大切にしないと
いくら数を増やしていってもうまくいかないような気がして
八方美人にならないように意識したりしました。
SNSで片っ端からフォローしまくったり
名刺をばら撒いたりするようなことはしません。
ところが、
ここ1ヶ月くらいの間に
少しだけ この考えにブレが出てきました。
20人なら20人の大切な人がいるとして
その20人が、ずっと維持できていればイイんです。
けれども往々にして、この20人は
何らかの事情で入れ替わったり
それに伴って増減したりするんですね。
生きているうちには御縁が変化していきますから
大切な人も変化していくのは当然かもしれません。
その変化の中で、
例えば、5人の大切な人が減ってしまったとしたら…
母数が20人ですから、5人というのは25%、
4分の1もの大切な人を失ってしまうということです。
これが10人なら、半分を失くしたことになりますし、
母数が10人だとしたら、全喪失ということです。
これは、数字でみる以上に
生きていく上で 相当キツイことだと思います。
もちろん、失うだけでなく
いずれ新しい御縁が繋がって
再び充たされることも少なくないでしょう。
でも、
時間をかけたからこそ大切になっている存在が
そうカンタンに補充されるはずもありません。
一緒に歩んできた大切な人たちは
自分と同時に歳を重ねてゆき
お互い、いつかは亡くなります。
ある程度の年齢に達すると
大切な人を失っていく頻度が高まっていきます。
20人を維持することに拘る必要はないと思いますが
極端に減少してしまうのは淋しいですね。
自分が死ぬ前に、0になってしまったら…
なんて想像すると少し怖い気がします。
もしかしたら、
この大切な人がいなくなってしまった時が
生き納め時なんじゃないのかな…
だから、あんまり早く死にすぎないためにも
母数を もうちょっと増やしておいた方がイイのかも…
・・・などと、
思ったり...思わなかったり... しています(^^ゞ
いや… でも本当は
ちゃんと感じています。 解ってるつもりです。
いなくなると大変だ!と思えるからこその大切な人。
いなくなると生きていけないと思うほどの大切な人。
ちょっと少ないんじゃない…
減っていくとヤバいんじゃない…
そんな数だからこそ、大切なんだし、
そう思える人が 何千人もいるはずはないよなと。
だからこそ、大切な人を大切に思えるんだと。
やはり悪戯に数を増やすことはできないですね。
意味がないというか、そんなことは不可能です。
ですが、ムリに増やすという意味ではなく、
新しい御縁とつながることのできるチャンスを
いつでも受け入れられるような視野を持って
常に行動を絶やさないようにしていきたいものです。
思わぬところに御縁があるかも判りません。
経験や習慣に因われることなく好奇心を持ち続け
これからも、気になるところに
どんどん吸い寄せられていきますよ(^^)
自分のために、大切な人のために
まだまだ活き活きと生きていきたいですからね。
・・・などと、
思ったり...思わなかったり...
では、お気楽に...(^^)/~~~
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