先達への敬意と感謝を忘れてはならない

今日は終戦記念日です。

大東亜戦争の苛烈を極めた戦いの中で
多くの将兵が家族を思い
祖国の安寧と民族の幸せを念じつつ戦場に赴き
雄々 しく戦い、散華されました。

数多くの市民の方々も戦災の犠牲となられました。

その数は国内外で約310万人とも言われています。

これらの尊い犠牲が礎となって
現代日本の平和と繁栄があることを鑑みれば
戦没者に対して敬意と感謝の念を忘れることなく
それを次の世代に伝えていくことこそ
今に生きる国民の責務であると改めて痛感します。

18歳の回天特攻隊員の遺書

↓リンク切れのため代替動画を追加(2020/08/10)

回天特攻隊員の遺書(享年18歳)

お母さん私はあと3時間で祖国の為に散っていきます。

胸は日本晴れ。

本当ですよお母さん。

少しも怖くない。

しかしね、時間があったので考えてみましたら、少し寂しくなってきました。

それは、今日私が戦死する通知が届く。

お父さんは男だからわかっていただけると思います。

が、お母さん。

お母さんは女だから、優しいから涙が出るのではありませんか。

弟や妹たちも兄ちゃんが死んだといって寂しく思うでしょうね。

お母さん。

こんなことを考えていましたら、私も人の子。

やはり寂しい。

しかしお母さん。

考えてみてください。

今日私が特攻隊で行かなければ、どうなると思いますか。

戦争はこの日本本土まで迫って、
この世の中で一番好きだった母さんが死なれるから私が行くのですよ。

母さん。

今日私が特攻隊で行かなければ、年をとられたお父さんまで銃を取るようになりますよ。

だからね。

お母さん。

今日私が戦死したからといって、どうか涙だけは耐えてくださいね。

でもやっぱりだめだろうな。

母さんは優しい人だったから。

お母さん、私はどんな敵だって怖くありません。

私が一番怖いのは

母さんの涙です。

もちろん!
軍国主義や特攻を肯定するつもりはありません。

しかし
せめて年に一度、この日くらいは
私たちが当たり前に享受している自由や平和が
数えきれない英霊の方々のおかげで成り立っていることを
噛み締めながら過ごしたいものです。

回天特攻隊員

 

●1年前の今日:今こそ本当の意味での終戦を!

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