今こそ再認識したい基礎教育の重要性

基礎教育っていうのは、一言でいうと昔のエラい人たちが発見・発明してきた原理を学び、3000年ぶんくらいの文明の叡智を10年そこそこで吸収することだよ。必然的に暗記中心だよ。逆にいうと、基礎教育を軽んじることは、3000年ぶんの人類の叡智を軽んじることだよ。
— シュネーヴァイス (@5chneewei55) May 6, 2015
いや ホント…
義務教育の意味はココにあるんですね。
日本が豊かでいられる理由は、基礎教育が広く行き渡っているからに他なりません。
鎖国していた江戸期に日本を訪れた欧米人たちは、一般市民たちの識字率の高さに驚いたと言いますから、他国に増して基礎教育を重んじてきた歴史があることは間違いないでしょう。
にも関わらず、現代社会においては、この人類の叡智を軽んじる傾向が強くなりつつある気もします。
生活や仕事に直結する知識や技術を身につけることは大切なことですが、それを使いこなし、さらに発展させた智慧として次の世代に受け継ぐためには、やはり基礎教育あってのことではないかと思うのです。
本人の好きなことを自由にやらせるという教育は一見すると非の打ち所がないようですが、やはり義務教育の期間中は好き嫌いに関係なく基礎教育を徹底させることを疎かにしてはなりません。
社会に出る前に約3000年分の人類の叡智に触れておくことで、その後の選択肢が圧倒的に広がり、自分のやりたいことを実現させる可能性を高くすることもできます。
マイナス成長の時代、長期化する不景気の最中、経済政策や福祉政策に注目が集まりがちですが、今こそ手を緩めてはならないのは全国民に対する基礎教育の徹底です。
わが国では既に義務教育が一般化しているので、つい忘れられがちですが、決して忘れてはならない最重要課題として再認識しておきたいものです。
・・・などと、
思ったり...思わなかったり...
では、お気楽に...(^^)/~~~
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