旅に出ていました

月曜から旅に出ていました。

今朝、帰宅したところです。

久しぶりの飛行機は機材トラブルで出発遅延

久しぶりの飛行機、伊丹空港から青森を目指します。

ところが、機材トラブルで搭乗できませんでした。

いきなりケチがつきましたが、トラブルも旅の醍醐味のひとつ。ある意味で楽しいものです。

時間に余裕がありましたし、喫茶券をもらって軽いランチもいただけたし、ブログのネタにもなったので良かったです。

果たして代替機が準備され一時間遅れで出発しました。

岩木山の麓はリンゴ果樹園が拡がっています

今回の旅の目的は、実の母を帰省させることでした。

八十歳も近くなってきたので、元気なうちに故郷の親戚を訪ねさせてあげたいと思い、本人もそう希望したので同行したというわけです。

母の実家は津軽富士・岩木山の麓にある山間の村。昭和初期に母の両親(自分にとっては祖父母)たち四十数名が入植して拓いた開墾地です。

戦後は村で生まれた子どもたちも住んでいたので活気もあったようですが、今は限界集落さながらの寂れ具合。

現代風に建て替えられた家屋も目につきますが、小学校も統廃合でなくなり、自分が子どもの頃に遊びに来た時と比べても寂しくなっていました。

そして、母の生家は既に建物自体が撤去され草むらになっていました。

ですが、リンゴ畑は親戚が引継いでくれているので現役で稼働中。
かろうじて故郷の印を残してくれています。

念願の墓参が実現

この村のはずれにある墓地に母の両親の墓があります。
この墓をお参りするのも旅の目的のひとつでした。

子どものころ訪れたときは、ただの石ころがならんだだけの原始的な墓場でしたが、立派な墓石が並べられていて驚きました。

子孫たちの多くは里に下りていってしまいましたが、厳しい環境の中、苦労に苦労を重ねて拓いた祖父母たちは、どんな気持ちでここに眠っているのでしょうか。

そして、ここで生まれ育った母は、どんな気持ちで墓参したのか。
深く聴いてみることもなく、淡々とお参りを済ませて山を後にしました。

関西から遠く離れた津軽、母方の親戚は滅多に会えない人たちばかりですが、自分たち親子を温かく迎え入れてくれました。

遠い親戚より近くのなんとか等と言いますが、滅多に会えないからこそ、かけがえのないご縁を感じるということもあるような気がします。

・・・などと、
思ったり...思わなかったり...

では、お気楽に...(^^)/~~~

●1年前の今日:
モッチモチのアザラシ大福!?

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