褒めて育てろの誤解はなぜ起きるのか?

「…ほめて育てろ」ということで、多くの人が誤解しているのは、ダメなところをほめてしまうことです。
それは「ほめる」ではなく「おだてる」です。
たしかに多いですね、この誤解。
では、どうしてこんなことになるのか?
それは
褒めるべきところが見えていないから。
言い換えると、
ダメなところばかり目に入っているから。
つまり
相手の良いところに気づけていないということです。
良いところに目を向ければ、自然にそこを褒めるでしょう。
日頃から褒めることの少ない人は、そもそも良いところに気づけていないことが多いのではないかと思います。
だから「褒めて育てろ」と言われると、仕方なくダメなところをおだてることになってしまうのだと。
実は、「褒めて育てろ」というのは
「褒める」「褒めない」の問題じゃないんですね。
相手の良いところに目を向ける姿勢、それが肝。
その人の「良さを活かす」「可能性を高める」、そういう建設的な視点で見つめ直してみれば、誰しも必ず良いところが見えてくるはずです。
他者はもちろん、自分自身に対しても…
・・・などと、
思ったり...思わなかったり...
では、お気楽に...(^^)/~~~
小宮 一慶 - サンマーク出版
- ●1年前の今日:
- 一見するとテレビの箱なんですが…