「言い訳するな」と言う前に…

「なぜ?」を「どうすれば?」に言い替える

人は「なぜ?」と質問されれば言い訳を考えたくなるし、「どうすれば?」と質問されれば解決策を考えようとするものです。

(大橋禅太郎)

「言い訳するな!」と言っている人の多くは、その前に「なぜこんなことをしたんだ?」と言っているはずだ。

相手に言い訳を促しているのは自分自身だということに気づいていない。

このような場面では概して相手に落ち度があることが多いので、ついつい叱責してしまうのだろうが、言い訳を引き出したところで何のメリットもないことは自明だ。

そもそも「なぜ?」という言い回しは、疑問形でありながら質問ではなく、断定的な感情の押しつけであることが少なくない。

本当に改善や解決を求めているのなら、質問を「なぜ?」ではなく「どうすれば?」に切り替える必要がある。

「どうすれば改善できるのか?」
「どうすれば同じミスをおこさずに済むのか?」

原因究明の名の下に過ぎたことへの責任を追及をすることよりも、同じ過ちを繰り返さないための対策を議論し確認し合うことが大切であろう。

そこで、「なるほど、次回からそういう質問に切り替えよう!」ということになる。

しかし、そう思ったところで実行できる人は多くない。
そうカンタンに「なぜ?」を「どうすれば?」に切り替えることはできないのだ。

失態に対してのイライラや怒りの感情が先にたち、冷静な解決手段を講ずることができなくなっているからだ。

そして、こんなときに沸き起こってくる自問は「自分はなぜ切り替えることができないんだ?」である。

自分に対しての質問であっても同じこと。
改善・解決しようとするならば、「どうすれば質問を切り替えることができるだろうか?」でなくてはならない。

このように日頃から「なぜ?」と問いただす癖が身についてしまっていて、「どうすれば?」と質問することは容易いことではない。

まずは手始めに、あらゆる場面で自分に「どうすれば?」の質問を投げかけてみよう!

日常から「どうすれば?」を繰り返し投げかけ続ける。

これを習慣化することによって、いつしか自ずと建設的な考えを引き出す感覚を掴むことができるようになってくる。

怒りを向けるしかないのは、この感覚を持てていないからだ。

一朝一夕にできることではないが、建設的な考えを引き出す方法やそのメリットを理解することができれば、イライラする必要もなくなってくる。

日頃から「なぜ?」という質問を「どうすれば?」に切り替えるワークをコツコツと積み重ねていきたい。

・・・などと、
思ったり...思わなかったり...

では、お気楽に...(^^)/~~~

●1年前の今日:
後悔先に立たずではありますが

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