知ってましたか? 昨年の航空機事故の実態

航空機の安全性を調査しているオランダの「アビエーション・セーフティー・ネットワーク(Aviation Safety Network;ASN)」によりますと、定員14人以上の商用機を対象とした統計で、2017年の墜落事故は10件、死亡は44人、地上で事故に巻き込まれた人は35人でした。墜落事故のうち、5機が旅客機、5機が貨物機です。
過去5年間の平均では、年間に航空機の墜落事故が17件、死者495人が生じているので、比較すると2017年は死者がきわめて少ない年だったといえます。
via: タビリス
ほぉー! そうなんですね!
2017年は航空史上稀に見る安全な年だったと…
それは知りませんでした。
ニュースなどで報道されてたんでしょうか。
ジェット旅客機の墜落事故は、2016年11月28日にコロンビア上空で墜落した、ラミア航空2933便墜落事故が最後です。それ以来、ジェット旅客機は無事故が続き、2018年1月2日で400日間死者ゼロの記録を達成しました。
via: タビリス
しかも
ジェット機の墜落事故はゼロだったと…
へぇ~ それはスゴイ!!
けど、やっぱり
それは知りませんでした。
日本でもそうですが、世界的に見てもLCCの台頭によってフライト数は増加の一途を辿っているはずなのに、事故は劇的に減少しているんですね。
航空機は一度事故が起こると、たいていその規模に関わらず大きく報道されます。
逆に、事故全体の減少やジェット機の墜落ゼロという偉業はほとんど知らされていません。
うーん、なんかおかしいですよね。
たしかに事故の減少というのは地味な成果ですから、ニュースになりにくいのかもしれません。
やはり商業化された報道には乗りにくいのでしょう。
しかし、事故が減った背景には多くの人達の努力と技術的な進歩があったはず。
むしろ事故のニュースよりも価値が高いという見方もできます。
自分たちも需要と供給のバランスを決める一つのコマになっているのだとは思いますが、こういう地味ながらも素晴らしい成果は報せて欲しいです。
地味なものの中にも需要の高い話題は少なからず隠れています。
一見してインパクトの強いセンセーショナルなものだけでなく、静的であっても実は偉大な業績というものにも、もっと意識して目を向けていきたいものですね。
・・・などと、
思ったり...思わなかったり...
では、お気楽に...(^^)/~~~
- ●1年前の今日:
- 成るように成るために準備しておきます