怒りを鎮めたい

「怒りは私たちに大切なことを教えてくれます。自分は何を願っているのか。何を大切にしたいと思っているのか。怒りの裏側にある本当の"願い"を見つけてみましょう 」#アサーティブ
— アサーティブジャパン (@assertivejapan) March 28, 2019
怒りは二次感情(第二感情)と言われる通り、単独で発生するのではなく、別の感情が変化して現れ出てくる感情です。
腹をたてて怒りが沸き起こったとき、その感情の奥には何か別の感情が働いているということ。
それは、悲しみ、寂しさ、不甲斐なさなど、主にネガティブな感情です。
言い訳する間もなく一方的に責められた
その気があればできたはずの連絡がなかった
理不尽な条件を強引に受け容れされられた
このようなことによって生じた怒りに奥には…
話を聞いてもらえなかったことが悲しかった
永く会うことができなくて寂しかった
不本意にも断れなかったことが情けなかった
こういった一次感情があったかもしれません。
怒りは概して人を攻撃的にしがちです。
むやみに被害者意識を高めてしまったり、攻撃的になってしまった自分に罪悪感を覚えてしまったりします。
すると、さらに自他への攻撃性が増して怒りの感情は更に高まってしまい、なかなか収拾がつきません。
そんなときは、まず怒りの奥にある感情が何であるかを探り当て、その気持ちと素直に対峙してみること。
悲しさ、寂しさ、切なさ、情けなさなど、これらの受け容れ難い辛い自分の感情に気づき、その怒りの元が何であったかを明らかにすること。
それによって暴走しがちな怒りの元となる感情を味わい尽くして癒やすことにつながり、さらに自他を肯定できるようになっていきます。
こうして受容と肯定の気持ちが整うことで、次第に怒りを鎮めるための道は拓かれます。
さて、あのときの怒りの奥にはどんな感情があったでしょう?
これを明らかにすることは、怒りを鎮め素直に感じきることで心を癒やし、自尊心を取り戻すために避けられない大切な作業です。
そして、怒りの奥に隠れた本当の願いを見つけてようとすることは、怒りを鎮めるだけでなく自尊心を高め恕の心を育みます。
改めて忘備録としてここに記しておきます。
・・・などと、
思ったり...思わなかったり...
では、お気楽に...(^^)/~~~
- ●1年前の今日:
- 姉妹の晴れ舞台・第四幕