桜餅の葉っぱ、食べる? 食べない?

全国和菓子協会の方のお話によると、桜餅の葉っぱは、伊豆地方に生息する大島桜の葉を塩漬けにしたものを使っているそうです。葉っぱでくるむ理由は、乾燥を防ぐためと香りをつけるため。
塩漬けにする理由は、より香りを出すためだそうです。過去にはしょうゆ漬けにしたこともあったのだそうですが、試行錯誤の末に塩漬けになりました。
そして、本題の葉を食べるかどうかについては「食べないことを推奨」しているそうです。
理由は、外したほうが本来のお菓子の味を感じられるため、より風味がするため、なのだそうです。
via: ライブドアニュース
子どもの頃は食べませんでしたが、今は食べることもあります。
あの味が解るようになったら大人だと言う人もいるようですね。
ところが、全国和菓子協会は「食べないことを推奨」と公式発表。
てっきり「ヤバイ材料が使われている可能性もある」的な理由かと思ったのですが、味や風味を損なわないためなのだとか。。
あまりスッキリ納得できない見解です。
ちなみに、京都・嵐山にある琴きき茶屋さんの桜餅が好きなのですが、こちらでは「餡なし」の珍しい桜餅が有名です。
白い道明寺餅を2枚の桜の葉で挟んだだけなのですが、これが実に美味しいんです。
まさに桜の香りや風味を味わうための和菓子といった風情。
お店も葉っぱを「食べることを推奨」しています。
櫻の葉で包んだ桜もちは、葉っぱごとお召し上がりください。
櫻の葉の香とともに、お餅の甘さと葉の塩からさのコントラストをお楽しみいただけます。via: 琴きき茶屋
美味しい・美味しくないは人によって差があります。
食べる・食べないも人によって違って当然でしょう。
というわけで、これからも桜餅の葉っぱを食べると思います。
ちょっと食べてみて美味しかったら全部食べます。
筋が硬かったら筋だけ残して食べます。
あの味が充分に解る歳になってしまいましたので…
(そう言えば明日は誕生日)
・・・などと、
思ったり...思わなかったり...
では、お気楽に...(^^)/~~~
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