自分で感じ、自分で判断し、自分で行動する

被災地に救援物資を届けた大阪市営バス

東日本大震災の発生から9年。

もう9年? まだ9年?

関西では阪神淡路大震災の記憶が未だに強く残っている人も少なくないので、まだ9年と感じているのは自分だけではないように思います。

まだ9年なのに、今日一日に見聞きした東日本大震災の話題は予想を遥かに下回る少なさでした。

連日 COVID-19関連の報道が最優先されているので仕方がない状況ではあるのですが、それにしても今日一日くらいは震災の事実に向き合うことが大切なのではないかと思うのです。

そんな中、Twitterで久しぶりに冒頭の画像を目にしました。

地震発生の僅か48時間後、被災地に救援物資を届けた大阪市営バスです。

cf:【2011年3月】支援物資を満載して高速道路を使わずに震災後48時間で被災地に運び、到着後は現地の人員輸送部隊として活躍した大阪市営バス - Togetter

市バス車両2台に毛布1,800枚、乾パン1万食を積載。
先遣隊として土木職員を含む管理職2名、市バス運転手6名が同乗。
3月12日午前には大阪を出発、一般道路を16時間かけて現地入りしています。

週末で閉庁していたため正規の決裁を取りつけることができなかったにも関わらず、支援の緊急性を感じた現場職員の英断で見切り発車したことで話題になりました。

当人たちは「後で全員で怒られましょう」と語って被災地へ向かったというエピソードに感動した人も多かったですね。

それが今、再び注目され拡散されています。

何が心を震わせるのか?

それは紛れもなく「規則に従わす見切り発車したこと」でしょう。

ルールに縛られて融通の利かない印象の強い公務員がスピーディーかつダイナミックな判断力と行動力を発揮したことに対する驚きですね。

けれども、今考えるとこう思うのです。

この時、彼らは公務員である前に一人の市民だったと。

一個人として緊急事態に対処したのだと思うのです。

もちろん、それは規則違反ですし、一個人が自治体の所有する資産を勝手に使ってはならないわけですが、それでも判断し行動できたのは、全責任を自分が負う覚悟があったこと。そして、一人の人間として放っておけなかったということなのでしょう。

今、世間では ウィルスの危険を煽る情報が蔓延しています。

それに伴って経済は停滞し社会の混乱を招いています。

政府や自治体への支援を訴える人、マスクや消毒液を品切れにしている店に無茶なクレームを入れる人、いろいろな人を目にします。

昨日のエントリーにも書きましたが、その気持ちは解ります。

自分だって少なからず困っていますから。

ですが、責任のない販売店に理不尽な八つ当たりをしてイイのか?

この混乱期にあって、何もかも政府や自治体任せにしていてイイのか?

9年前の市バスで支援に向かった方々は、自分で感じ、自分の責任で判断し、自分で行動しました。

それを見て感動し称賛した我々は彼らから何を学んだのか?

我々は今どうすればイイのか? 何をすればイイのか?

COVID-19騒動の最中に迎えた東日本大震災から9年目の今日。

いま、わたしができること

そんなことを考えながら過ごした一日でした。

・・・などと、
思ったり...思わなかったり...

では、お気楽に...(^^)/~~~

●1年前の今日:
被災地に長く心を寄せる

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