2020年 どうもありがとうございます

「今年1年、いろいろありました」
年末の決り文句ですが、これほどこのコトバに真実味を感じた年は何度もなかったように思います。
歴史の教科書の中でしか見たことのない感染症の世界的な大流行。
まさか、それが現実のものとなるとは思いもしませんでした。
ステイホーム。
リモートワーク。
緊急事態宣言。
マスクが欠かせない暮らし。
度重なるクラスターの発生。
経済の停滞。倒産・廃業の続出。
医療崩壊。第二波・第三波。
今年に入って間もなく生活は一変しました。
生命を失ってしまった人も少なくありません。
流行が長引くにつれて油断する人も増えてきましたが、今なお危険な状態は続いています。
我が家では除夜の鐘の鐘突きへの参加を見送りました。
20年以上も淡々と繰り返してきた家族の恒例行事。
今年はそれが叶いません。
もちろん、仕事や生命を失うことに比べれば大したことではないでしょう。
ですが、当たり前だと思っていたことが、実は当たり前ではなかったと突きつけられたことにショックを感じずにはいられませんでした。
しかしながら、今のところ我が家では致命的な大事に至っていません。
むしろ、感染対策をしたことによって、今年は風邪ひとつひくこともなにく過ごすことができています。
独立してからは自宅をオフィスとして働いてきたので、ステイホームにも慣れています。
売上は減少しましたが、リモートワークが増えたおかげで下がったコストも少なくありません。
子どもたちは自由に遊びに出かけることができなくなってしまいましたが、映画や番組を観たりゲームを楽しむ時間が増えました。
そして、家族に向き合う時間がさらに増えました。
施設に入居している母は、ずっと外出が許可されない不自由な生活が続いていて、面会もままなりませんが、毎日2回の電話と週に何度か届ける差し入れを通じて、なんとか繋がりを保っています。
こうして家族そろって生かされていることに感謝。
自分の役割りや居場所が与えられているということに感謝。
いつもと違う大晦日ではありますが、無事にこの日を迎え、家族とともに年を越せることが何よりの歓びです。
直接会えずとも励まし合ったり協力し合ったりできる仲間たちの存在も忘れられません。
今年一年 本当に ありがとうございます。
来年も 貴方と 貴方の大切な人たちが いつも しあわせでいることを 心から信じています。
では、お気楽に...(^^)/~~~
- ●1年前の今日:
- 2019年 どうもありがとうございます