今こそ改めて「がんばろう」

26年目の1月17日。
今年も各地で犠牲者を悼む行事が行われました。
が、COVID-19の感染者拡大に伴い緊急事態宣言が発令されている被災地周辺では、多くの行事が中止されたり参加者が激減したりしました。
感染防止策のため致し方ない事情ではありますが、歳を重ねる毎に震災の記憶が風化していく中、これまでにも増して震災関連情報のマスコミ等への露出が少なかったことと併せて残念でなりません。
しかし、これも時の流れというものなのでしょう。
長い歴史の中では痛ましい出来事は数え切れないくらい起きていますが、それら全てが語り継がれているわけではありません。
それらを知る人たちが少なくなるにつれて、記憶は記録へとカタチを変え、いずれ忘れ去られていくのが世の常です。
それでも自分たちは未だ生きています。
震災を乗り越えてきた経験は、感染症を乗り越えるために役立つことも少なくありません。
生きている限り、あの時のことを語り継ぎ、今なにをしなければならないかを伝えていきます。
震災直後の復興の合言葉「がんばろう」。
26年経った今、灯籠で描かれたこのコトバには、そんな思いが込められているような気がします。
・・・などと、 思いを巡らせ過ごした26年目の断食日。
すべての犠牲者のご冥福をお祈りします。
そして、すべての被災者と関係者の痛みが一日も早く和らぎますようにお祈りします。
・・・などと、
思ったり...思わなかったり...
では、お気楽に...(^^)/~~~
- ●1年前の今日:
- 25年経った今も震災はまだ続いている