親離れ

昨日は母の満中陰法要でした。
母は生前、ウチの近所にある施設で暮らしていました。
週に一回はウチに訪れてもらい、こちらからも比較的頻繁に施設を訪ねていました。
しかし、件の感染症流行に伴って、施設への訪問・面会は禁止されました。
毎日、朝夕2回の電話連絡は継続していましたが、病院への付添い以外では直接会うことができなくなりました。
それから2年半、孫たちとも殆ど顔を合わせる機会もなく入院。
病院でも面会のチャンスは1度しかありませんでした。
ああすればよかった…
こうした方がよかった…
あんなことしなければ…
もっとできることがあったのに…
COVID-19 の影響だとはいえ、息子としして最善を尽くしていたかとの自問に対しては悔しい思いしか出てきません。
にも関わらず、母の最期の言葉は「ありがとう」でした。
ハッキリとは聞き取れる発音ではありませんでしたが、復唱に頷いてくれたので、同じく「ありがとう」と返しました。
そして、一筆箋に書いたメッセージを母に見せました。
「母上様
産んでくれてありがとう
育ててくれてありがとう」
その恩に報いる親孝行はできませんでしたが、感謝の言葉を伝えることだけはできました。
父には伝えることができなかったメッセージ。
かろうじて母には伝えることができました。
既に時遅し… ではありますが、どうぞご勘弁を!
親子は一世 夫婦は二世
そちらでもどうぞ夫婦仲良く暮らしてください。
奇しくも今日は新月。
再スタートの日です。
厳しい世の中ではありますが、両親に見守られている確信を胸に、これからもチャレンジし続けていきます。
・・・などと、
思ったり...思わなかったり...
では、お気楽に...(^^)/~~~
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